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インドネシア7日目(後半)

Sanata Dharma 大学に到着。

校舎もエレベーター付きだし、テニスコートやらバスケットコートやら完備されていて、とても設備が充実している。
ISI大学と少し雰囲気が違うのはナゼ。。?

「この大学は私立?」とアセップに聞いてみる。
「ああ、私立さ」とな。

そうか、、格差社会のインドネシア。きっとここに通う学生さん達は、それなりに裕福な家庭に生まれたんだろう。


会場に案内してもらう。
13870103.jpg

広っ!
この写真の倍以上の座席が、さらに後方に広がっている。

「このイスの数、、お客さんの数に合わせてるんですかね?それともインドネシアならではの適当さでなんとなく並べちゃったんでしょうか。。?」←私
「そうやろ~多すぎやもん」←村上さん

などと話す。誰も日本語が分からないからといって言いたい放題(汗)

アセップがどれくらい日本語を覚えているか分からないけど!


学生さんや先生が、舞台を飾ってくれていた。
13870099.jpg

思っていた以上に大学挙げてのイベントにしていただいているようだ。

なんと、アップライトしかなかったから、グランドピアノまでどこかから借りてきていただいた様子。
ここまで日本のためのチャリティーコンサートに尽力してくれるとは、すばらしい校風。。


この大学で教鞭を取られている先生が、見せたいものがある、と廊下に案内してくださる。
13870106.jpg

なんて美しい山!
この山の麓にはビルなんか全然なくて、ただただ青々とした森が広がっている。

こんな景色、、南国ならでは。

この山はムラピ山といって、活火山である。
今まで幾度となく噴火して、大惨事を引き起こしているのだ。

活火山があるということは地震が起こるということ。
先生が
「日本近郊で起こる地震が地球上の地震のうち70パーセントなら、残りの30パーセントはインドネシアですね」
とおっしゃった。


もちろんそれは言いすぎなのだけれど、お互い苦労しますね、という労わりのお気持ちが言葉だけでなく表情からすごく伝わってくる。


この先生は本当に人格者、教養の高い方だった。
本当に素晴らしい方は、やはり穏やかな方なんだ。

リハの途中にパチリ
13870104.jpg


さて、肝心の舞台の響きなどだが、あまり響かないなりに、その響きは予想できるタイプのもので、お互いの音も良く聴こえるし、ほとんど問題がなかった。

ただ、私の無伴奏、パッサカリアだけは絨毯の上で弾くと台無しなので、舞台下の客席のまん前で演奏することに。
そうしたら格段に響きが透明に。


さて、いよいよ本番。
なにやらコンサートに先駆けて、学生さんのクラブ活動であるバリ舞踊の舞台が少しだけあるようだ。

客席の後ろからちょっとだけ鑑賞。

う~ん、キレイ!
自国の民族衣装、民俗音楽、民族舞踊、やはりキマる。
日本も、もうちょっと積極的に日本古来の文化を継承していかないとね。。(まあ、西洋音楽をやってる私はこの問題にはなにも言えませんが)


このバリ舞踊が終わって、そしてこのダンサーさんが私達をステージに誘導する、というのがプログラムされていたようだ。

しずしずと舞台に歩いていく。喝采を浴びながら。。


簡単な挨拶の後、グノーのアヴェマリアを演奏(トリオヴァージョン)。
なぜなら、この大学はカトリック系だったので、カトリック色の強いこの曲をオープニングにしたら喜ばれる、とのアセップの提案があったのだ。


演奏は集中できた。
なぜだか、今までのコンサート以上に『音楽を純粋に楽しむ。お客様と分かち合う』という感覚が沸き起こる。

ビーバーも、演奏中も、演奏後の黙祷までもお客様の集中力がぐぐっと高まる。

アセップの小品群も、村上さんのリストもうまくいったようだ。


そして、バルトークと、特にモーツアルトが今までの本番、練習のどの演奏よりもピアノとの掛け合いがピッタリうまくいって、ほんとに昨日のコンサートホールでこの演奏ができたらよかったのに、、と非常に複雑な気持ちになってしまった。

モーツアルトの特に長調の可愛らしい曲は、それなりに弾くだけではバックミュージックというか、ただの癒しのメロディーというか、、人をぐっとひきつける魔力はけして生まれない。可愛らしいだけに。
私自身も「いつかモーツアルトを聴かせられる演奏をしたいものだ」と思っていて、そのきっかけだけでも掴もうと必死だったのだ。


この日のモーツアルトの何が良かったか、、やはりピアノとの会話(演奏上の、です)が本当に息があって、その上即興性もあって、といったあたりがポイントだろうか。


何度も舞台で演奏していると、たまーにこんなプレゼントが舞い降りてくることがある。
これがしょっちゅうだといいのだけれど!


さて、メインのメントリも今までで一番息が合って、各自の聞かせどころも上手くいって、本当に楽しい時間を過ごせた。
うーん、めったにない感覚。
どうやったら増やせるのか、課題です。


アセップも村上さんも、今日の演奏が特に良かったね、と言っていて、やはり皆が楽しく演奏できていたみたい。


これは、、お客様のおかげかな。
客席からのエネルギーが心地よかったもの。



なんと司会進行も、クロージングの合唱も、ぜーんぶ学生さんが取り仕切っていて、しかもレベル高い!

なんで舞台セッティングから司会進行から合唱までできちゃうの?
しかも皆、やらされてる感ゼロで、とても意欲的なのだ。


しかも、、私のビーバーの解説の英文も、通訳無しでお客様も学生も全員分かっていたようだし、そうとうハイレベルな大学のようだ。
日本でも、いくら私の使う文法レベルの英語でも、学生全員がすぐ意味が分かる大学って、それなりな大学じゃないとムリだと思う。
辞書で調べたりしないわけだし。


義援金もインドネシアの価値にしてみればそうとう高額な金額が集まったようだ(またご報告します!)。



本当に本当に感謝ですね。。


ここの学生さん達の純粋で親切だったこと。。!


学生さん達からの「写真撮って」の嵐がおさまるまで相当時間がかかったので、深夜にようやくレストラン到着。
大学の先生(アセップの友人でもあるようだ)オススメのレストランで、美味しいインドネシア料理をごちそうになる。

この日の体力残高、あとわずか。。もう英語をしゃべる元気すら尽きて、村上さんに盛り上げ役をバトンタッチ。

明日は唯一の観光Day。体力残ってるかな。。
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自己紹介

時本さなえ

Author:時本さなえ
ヴァイオリン弾きの時本です。


現在は関西を中心に、時々鳥取でも演奏活動をしていて、後進の指導にも力を入れています♪

コンサート情報
♪どのコンサートも基本的にはメールフォームにてご予約可能です♪



☆2014年☆

11月24日、京都のバロックザールにて、室内楽のコンサートに出演いたします。ベートーベンの初期のピアノトリオです。詳細は後ほど!

9月27日、鳥取市わらべ館イベントホールにて、モーツァルトのソナタ等を弾かせていただきます。

8月24日、鳥取市、わらべ館イベントホールにて、バッハの無伴奏等弾かせていただきます。こちらは無料でどなたでも聴いていただけます。

8月9日、大阪島本町にあるケリヤホールにて、夏のおんがくかい、に出演させていただきます。(←無事、終了いたしました)

5月20日、大阪の音楽サロン、ノワ・アコルデにて19時より、カルロ・フォルリヴェジ氏をお招きして、イタリアからの風、というバロックメインのコンサートに出演させていただきます。(←無事、終了いたしました)

5月17日夙川カトリック教会にて14時〜、ビバルディ四季の全曲を古楽器で演奏するコンサートに参加させていただきます。(←無事終了いたしました)

3月28日鳥取市わらべ館イベントホールにて、ピアノトリオのコンサートを開催いたします。詳細は後ほど!

☆2013年☆

♪♪♪1月10日、奈良県桜井市市役所ロビーコンサートでのランチタイムコンサートに出演させていただきます。(←無事終了いたしました)

♪♪♪8月17日、島本町ケリヤホールでのピアノ発表会にてゲスト演奏させていただきます。バッハの無伴奏の予定です。

♪♪♪12月11日、12日共に、大阪北浜にある三井住友銀行大阪中央支店にて、カルテットでのクリスマスコンサートを開きます。どなたでも聴いていただけるものです。 両日とも12時半〜の第一部と、13時半〜の第二部の2ステージです。

☆2012年☆

♪♪♪3月11日、鳥取市のわらべ館にてファミリーコンサートを開催いたします。←無事終了いたしました

♪♪♪3月25日、ムラマツリサイタルホールにて、ピアノ発表会のゲストとしてバロックヴァイオリンを演奏させていただきます。←無事終了いたしました

♪♪♪3月31日、大阪市のプチエルにて、『音のパズル』というコンサートを開きます。打楽器やヴァイオリン、ピアノでのアンサンブルです。バロック無伴奏も弾きます。無事終了いたしました

♪♪♪4月11日、三宮のピアジュリアンにて、震災を経て音楽家に何ができるのか、をテーマにした古楽工房アンサンブルのコンサートシリーズの4月の回に出演させていただきます。この4月の回には無伴奏ソロも一曲弾かせていただきます←無事終了いたしました。

♪♪♪5月10日、奈良県桜井市の市民会館ロビー、ランチタイムコンサートに出演します。『情熱のバロック』というタイトルで無伴奏のみのコンサートです。無料です!12時15分から12時45分までです。無事終了いたしました!

♪♪♪ITC奈良クラブの就任式にて、ミニコンサートをさせていただきます。無伴奏ということなのでバロックのプログラムの予定です。こちらは関係者の方々のみのお式になっております。無事終了いたしました!

♪♪♪8月2日、兵庫県芸術文化小ホールにて、20分ほどピアニスト村上優さんとデュオなどを弾かせていただくことになりました。詳細は後日アップいたします。無事終了いたしました!

♪♪♪8月5日、奈良県郡山市の郡山城ホール小ホールにて、つばさの会主催のコンサートに出演させていただきます。ソロやヴァイオリンデュオなど。詳細は後日アップいたします。無事終了いたしました!

♪♪♪10月21日、高槻市の高槻現代劇場中ホールでの、高槻音楽家協会第36回定期演奏会にピアノトリオで出演させていただきます。13時半開場、14時開演です。一般2000円、シルバーと学生1000円です。





☆2011年☆

♪♪♪ 1月23日、トントレフ・ヒコにて村上優さんとのジョイントコンサートを行います。チケットご予約はメールフォームにてお願いいたします。(←無事終了いたしました)

♪♪♪ 8月20日、島本町ケリヤホールで開催されるピアノ発表会にゲスト演奏、賛助出演させていただきます。ピアニスト吉久夏子さんとの共演予定です。無料でどなたでもお越しいただけます。(←無事終了いたしました)

♪♪♪ 8月28日(日曜)、鳥取市にある紅茶専門店『ダウラ』さんにて、コンサートを開きます。2千円でこだわり紅茶、ケーキ付き。弟のチェロと母親のピアノも加わって盛りだくさんなコンサートです。(←無事終了いたしました)

♪♪♪ 10月30日、高槻市の音楽サロン、歌笛堂さんのご協力を得てチャリティーコンサートを開きます。入場料は一律二千円になっております。要予約です。

♪♪♪ 11月27日、高槻市の生涯学習センターにてサロンコンサート出演。ブラームスのピアノトリオです。無料のコンサートです。

12月10日、トントレフ・ヒコにて、第42回現代音楽作品の夕べに出演させていただきます。16時開演です。

☆2012年☆

♪♪♪ 3月11日、鳥取市、わらべ館にてコンサートを開催いたします。詳細は決まり次第お知らせいたします。

☆2010年以前のコンサート☆

♪♪♪1月8日、心斎橋大丸8階セッティモアンジュにてライブ出演。←[無事終了しました]

♪♪♪ 1月17日、大和高田市さざんかホールにて女声コーラスアンダンテのコンサートに賛助出演します。[←無事終了しました]

♪♪♪ 3月19日、高槻稲穂塾コンサート。10時より[←無事終了しました]

♪♪♪ 3月28日、奈良市にある蔵カフェ、「ろくさろん」にてジョイントコンサート。[←無事終了しました]  

♪♪♪ 5月9日、奈良女子大佐保会館にて、ピアノコンサートのオープニングで演奏します。[←無事終了しました]

♪♪♪6月6日、天理市文化センターにて、ピアノ発表会に賛助出演します。←[無事終了しました]

♪♪♪ 6月27日、高槻市生涯学習センターにてサロンコンサートに出演。バロックヴァイオリンの無伴奏です。14時半より。無料です!←[無事終了しました]

♪♪♪8月29日、島本町ふれあいセンターケリヤホールにて、ピアノ発表会に賛助出演します。モーツアルトのソナタ等々。←[無事終了しました]

♪♪♪ 10月17日、高槻現代劇場にて高槻音楽家協会定期演奏会に出演させていただきます。ツィゴイネルワイゼンです。チケットご予約はメールにて受付中です。。←[無事終了しました]

♪♪♪12月4日、鳥取市の文化ホールにて、ピアノのジョイントコンサートに出させていただきます。←[無事終了しました
プロフィール
神戸山手女子高校音楽科を経て、大阪教育大学芸術専攻音楽コース、同大学大学院芸術文化専攻音楽表現コースで学ぶ。在学中、大学オーケストラと学内演奏会で共演する。

2007-2008年、ハンガリー国立リスト音楽院でV.サバディ氏のもとで研鑽を積む。2009年、氏と大阪で共演する。

2000年、スイス、シオンにてI.ギトリス氏の、2008年、ハンガリーショプロンにてS.スタンデイジ氏のマスタークラスを受講。 2012年、イタリア、コレベッキオでS.クイケン氏主催のオペラとシンフォニーのマスタークラスに参加し、レッスンを受けながら同地でのコンサートに出演した。

2008年、ブダペストでの春の音楽祭や、2011年、インドネシア、ジョグジャカルタでの室内楽フェスティバル等で演奏。インドネシアでは地元の大学生へのマスタークラスも開き、好評を博す。



第9回高槻音楽コンクール、一般の部第二位。 第12回大阪国際コンクール、アーリーミュージックの部第三位。

現在は、関西を中心にモダンヴァイオリンとバロックヴァイオリンを演奏し、後進の指導にもあたっている。

モダンヴァイオリンを稲垣琢磨氏、V.サバディ氏らに師事。バロックヴァイオリンを渡邊慶子氏、S.クイケン氏、宇田川貞夫氏らに師事。

Sanae Tokimoto violin

She started studying the violin at age of 3.

After she graduated from the Music course of Kobe-Yamate Girls' Senior High School, She studied at The Music and Fine Arts course of Osaka Kyoiku University, and she studied at same University graduate school.The course is Music and Fine Arts Studies.

She took Art's master degree.

1999 She played Bruch Violin concert with Osaka Kyoiku University Orchestra.

2002 She held her first recital at Tottori city.

2004 She won 2nd prize of Takatsuki Music Competition.

2007 She won a prize of Tokyo summit Competition.

2011 She won 2nd prize of Osaka International Music Competition by baroqe violin.

2007-2008 She furthered her mastery at the List Academy of Music at Budapest, Hungary.

She performed at Budapest, solo and ensemble player.

2008 She held Return concert at Nara city Japan.

2009 She played with Szabadi Vilmos at Joint concert at Osaka.

2010 She held Joint concert with Yu Murakami at Osaka.

She took many master course at Europe and Japan. For example,Ivry Gitlis at Swiss by modern violin,Simon Standage at Hungary by baroque violin, Keiko Watanabe at Japan by baroque violin. Now, she is active as violinist, baroque-violinist, and violin-teacher.
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