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インドネシア5日目

5月11日、12日に、国立芸術大学敷地内にあるコンサートホールで第2回Chamber Music Festivalが開催されました。
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ポスターによると私達はゲストスターらしい。。

私達と、あとはアメリカ出身でインドネシアで指揮と演奏活動をなさってるバロックヴァイオリン奏者の方、イタリア人ヴァイオリン奏者の方、インドネシアのピアニストなどなど、ゲストを呼び、あとはオーディションで選ばれた学生のアンサンブルでプログラムされている。



とりあえず、今日はお客としてホールに行って、響きや雰囲気を確認したいところ。

そして貴重な『合わせをじっくり出来る日』でもあった。これは昼間にね。



アセップがお昼頃にホテルに迎えに来てくれる予定だったので、朝食後は近所のスーパーに買出しに行く事に。

でもここで一つ問題が。


昨日お世話になったべチャのおにーちゃんがずーーーっと朝からホテルの入り口にべチャを停めて、ちらちらこちらをうかがっているのだ。

「めっちゃ見てる!うちら、めっちゃアテにされてんなあ」
「そうですね。カモですよ~うちら」

とひそひそ。

こっそり出たらいいか、ということでなんでもない顔をしてホテルを出てみる。


「ねえねえ、どこいくの~?」

きたーー!(笑)


「いや、そこのスーパーいくだけだよ。べチャいらないよ」←村上さん
「じゃあ、つかれたら乗せてあげるから、ついてっていい?」←にーちゃん

こんなやりとりをそうとうしつこくしてたけど、さすがにそのうちいなくなってました笑


スーパーではお土産としての調味料と、体力回復のためにビタミン剤を探す。

ん?この黄色いラベルの瓶。。

C千タケダだ~!


日本語でビタミンレモンって書いてある。


ほんまにタケダなのか、まがいものか分からないけど、味はそっくり。なんか元気になる感じがしてきて満足。


さあ、ホテル帰って、ちょっと楽器弾いてアセップを待つためにロビーへ。


ムスリムならではの布を頭に巻いてるフロントのお姉さんが
「アセップ氏から電話ですよ」
とのこと。

村上さんが代わる。

どうやら、アセップは忙しいからタクシー手配して直接大学に来てほしいらしい。


私はタクシーとべチャ、同じくらいのお金払うんならべチャがよかった。
だって、おもろいし、なんたってべチャのおにーちゃんもすぐそこに待ってるんである。

値段交渉、直接してもいいけど、念のためフロントのお姉さんに頼んでみる。

30000ルピアだそう。
ここでの物価からしたらなんか高いような、、と思ってお姉さんに尋ねても、こんなもんだと言われる。

日本円でちょうど300円ほど。


近年、べチャの相場はどんどん上がっているみたいで、ほんと、タクシーと大差ない、どころかタクシーのが安いくらいだそうだ。
まあでもいいや。べチャ楽しいから。カモにされるのはなんだかよろしくないけど、言ってしまえばたかだか300円なのだ。
おもしろい方を取らずしてどうする(笑)


べチャは、昼間の日差しがキツイ時は屋根を出してくれて、ほんと、ちょうど奈良や京都の人力車と同じ感じである。こっちは自転車だけど。


いちばんスリリングだったのが、交差点。

一応、信号はあるんだけど、もちろん日本みたいに整然とした十字路ではないわけで、べチャが車やオートバイの群れに突進していく時はかなりスリリングだった。

私は運転免許持ってないからいまいち怖さが分からず面白がっていたが、まともな村上さんは相当怖かったようだ。


20分ほどかけて無事大学到着。

べチャのおにーちゃん、さすがに息切れている。そして
「仕事は何時に終わるの?また来るよ~」
とな。

そりゃそうくるでしょう。でも私達は練習したあとコンサート鑑賞ということで、そうとう遅くなる。
残念だけど相当遅くなる。

そう説明したら分かってくれたようだ。


それにしてもべチャのおにーちゃん、憎めない。。。なぜだか気になる(笑)



さて、アセップが来るまでモーツアルト、バルトークの合わせ。

うん、悪くない感じ。体調イマイチでもなんとかなるもんだ。

あと、、、

私はけっこう寒がりで、身体と楽器が温まるまで長い時間がかかるタイプ。
朝一の本番がたいていのプレーヤーに嫌がられるのはやはり、身体が温まりにくいから、眠くて身体が起きない、などの理由だ。

でもこの熱帯の地では、もちろん手がかじかむこともないし、基本の状態ですでに筋肉がほぐれている感じなのだ。

だから私、指が妙に回るのか!!


村上さんも、ホテルにピアノがあるわけでもなく、私以上に準備ができないのになぜか指が回るという。


楽器には大敵な湿度、高温は、演奏するための身体のためにはとてもありがたかったのである。



アセップが来てからさらにメントリの合わせ。
やっと、つっこんだ合わせができた。



さて、もう3時ごろ。お腹が空きます。
アセップが、とっておきのレストランに連れて行ってくれるらしい!


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田んぼが広がる中に、竹でできたバンガロー風の個室が転々と。

むちゃくちゃ景色が綺麗!
雰囲気最高!

私にとって定番になったジンジャードリンク。生姜の塊りがタップリ。
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「食事のオーダーはまかせてね」
とアセップが言うので楽しみにしていたら、、

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前菜から大量の白いご飯、空芯菜と海老の炒め物、スープ、カレイみたいな魚などなど、、

これ、本当に美味しくて美味しくて、私も村上さんも、何度もご飯をよそい、炒め物やピリ辛ソースをご飯にかけて、ひたすら食べ続けた。。


「いくら食べてもお腹が一杯にならんのやけど」

激スリムな村上さんでもそんなセリフを!

なんでただの菜っ葉の炒め物がこんなに美味しいの?
スープも野菜だけなのに。

アセップ曰く、材料がいいんだと。

オランダに長い間支配されていたのも、この太陽の恵みをうけた食べ物がオランダにとってとても魅力的だったからなんだと説明してくれた。


インドネシアにとって、オランダという国は正直あまり好きになれない国のようだ。




さて、大学に戻り、少し練習をしたらもうコンサートの時間だ。

ホールの内部
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最近、色々補修工事をしたらしく、とても綺麗なホールだ。


コンサート自体は、興味深いものあり、合わせ足りてないぞと言いたくなるものもあり(学生アンサンブルで)、面白く聴かせていただいた。

ただ、気になるのが終演時間。

相当遅かった。
10時は確実に過ぎていた。


明日、大丈夫なのだろうか?

なんたって私達はコンサートの一番最後の出番で、演奏時間合計は一時間越えているのだ。私達だけで。
アセップがインドネシア人ピアニストとの共演のコダーイのソナタを弾くようだし、アメリカ人ヴァイオリニスト、エドワードも明日が出番だし、学生のカルテット、ピアノ連弾、合唱など。。

ゲスト、学生を含めて沢山だ。


私と村上さんは、プログラムを削ることを相談した。
どうしようもないなら、そうするしかない。

(でも、、私はビーバーのパッサカリアはどうしても弾きたかった。。。)


そうしてそのことをアセップや、エドワードさんに相談した。

休憩を2回にすること、舞台転換を少なくして時間のロスを最小限にすること、そして私達の一番いい方法で明日のコンサートを組み立てなおすとの申し出に、私達は遠慮しなかった。

出番を一番最初にしてもらうことに。


日本での普通の常識で考えたら、相当なワガママ、独裁的ともいえる変更。

でも私達は、出来る限りの最高の演奏を、お客様の集中力が途切れないうちに、どうしてもやりたかった。

わざわざ海を越えてやってきたのである。
出番が深夜で、お客様は寝てるか途中で帰ってしまうか、、そんなことは想像するだけで寒気がした。


申し訳ないが、学生さんには出番を待ってもらうことにしよう。

プログラムを削りたいとの申し出は却下された。
ゲストが一番長く弾いてもらわないと、とのことらしい。

ということでアセップの小品数曲をカットしてもらうことになった。


なんとも複雑な気分のまま、遅い眠りについた。(終演、そして出演者にご挨拶などを終えたらホテルに帰ってきたのは深夜だった。。)

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自己紹介

時本さなえ

Author:時本さなえ
ヴァイオリン弾きの時本です。


現在は関西を中心に、時々鳥取でも演奏活動をしていて、後進の指導にも力を入れています♪

コンサート情報
♪どのコンサートも基本的にはメールフォームにてご予約可能です♪



☆2014年☆

11月24日、京都のバロックザールにて、室内楽のコンサートに出演いたします。ベートーベンの初期のピアノトリオです。詳細は後ほど!

9月27日、鳥取市わらべ館イベントホールにて、モーツァルトのソナタ等を弾かせていただきます。

8月24日、鳥取市、わらべ館イベントホールにて、バッハの無伴奏等弾かせていただきます。こちらは無料でどなたでも聴いていただけます。

8月9日、大阪島本町にあるケリヤホールにて、夏のおんがくかい、に出演させていただきます。(←無事、終了いたしました)

5月20日、大阪の音楽サロン、ノワ・アコルデにて19時より、カルロ・フォルリヴェジ氏をお招きして、イタリアからの風、というバロックメインのコンサートに出演させていただきます。(←無事、終了いたしました)

5月17日夙川カトリック教会にて14時〜、ビバルディ四季の全曲を古楽器で演奏するコンサートに参加させていただきます。(←無事終了いたしました)

3月28日鳥取市わらべ館イベントホールにて、ピアノトリオのコンサートを開催いたします。詳細は後ほど!

☆2013年☆

♪♪♪1月10日、奈良県桜井市市役所ロビーコンサートでのランチタイムコンサートに出演させていただきます。(←無事終了いたしました)

♪♪♪8月17日、島本町ケリヤホールでのピアノ発表会にてゲスト演奏させていただきます。バッハの無伴奏の予定です。

♪♪♪12月11日、12日共に、大阪北浜にある三井住友銀行大阪中央支店にて、カルテットでのクリスマスコンサートを開きます。どなたでも聴いていただけるものです。 両日とも12時半〜の第一部と、13時半〜の第二部の2ステージです。

☆2012年☆

♪♪♪3月11日、鳥取市のわらべ館にてファミリーコンサートを開催いたします。←無事終了いたしました

♪♪♪3月25日、ムラマツリサイタルホールにて、ピアノ発表会のゲストとしてバロックヴァイオリンを演奏させていただきます。←無事終了いたしました

♪♪♪3月31日、大阪市のプチエルにて、『音のパズル』というコンサートを開きます。打楽器やヴァイオリン、ピアノでのアンサンブルです。バロック無伴奏も弾きます。無事終了いたしました

♪♪♪4月11日、三宮のピアジュリアンにて、震災を経て音楽家に何ができるのか、をテーマにした古楽工房アンサンブルのコンサートシリーズの4月の回に出演させていただきます。この4月の回には無伴奏ソロも一曲弾かせていただきます←無事終了いたしました。

♪♪♪5月10日、奈良県桜井市の市民会館ロビー、ランチタイムコンサートに出演します。『情熱のバロック』というタイトルで無伴奏のみのコンサートです。無料です!12時15分から12時45分までです。無事終了いたしました!

♪♪♪ITC奈良クラブの就任式にて、ミニコンサートをさせていただきます。無伴奏ということなのでバロックのプログラムの予定です。こちらは関係者の方々のみのお式になっております。無事終了いたしました!

♪♪♪8月2日、兵庫県芸術文化小ホールにて、20分ほどピアニスト村上優さんとデュオなどを弾かせていただくことになりました。詳細は後日アップいたします。無事終了いたしました!

♪♪♪8月5日、奈良県郡山市の郡山城ホール小ホールにて、つばさの会主催のコンサートに出演させていただきます。ソロやヴァイオリンデュオなど。詳細は後日アップいたします。無事終了いたしました!

♪♪♪10月21日、高槻市の高槻現代劇場中ホールでの、高槻音楽家協会第36回定期演奏会にピアノトリオで出演させていただきます。13時半開場、14時開演です。一般2000円、シルバーと学生1000円です。





☆2011年☆

♪♪♪ 1月23日、トントレフ・ヒコにて村上優さんとのジョイントコンサートを行います。チケットご予約はメールフォームにてお願いいたします。(←無事終了いたしました)

♪♪♪ 8月20日、島本町ケリヤホールで開催されるピアノ発表会にゲスト演奏、賛助出演させていただきます。ピアニスト吉久夏子さんとの共演予定です。無料でどなたでもお越しいただけます。(←無事終了いたしました)

♪♪♪ 8月28日(日曜)、鳥取市にある紅茶専門店『ダウラ』さんにて、コンサートを開きます。2千円でこだわり紅茶、ケーキ付き。弟のチェロと母親のピアノも加わって盛りだくさんなコンサートです。(←無事終了いたしました)

♪♪♪ 10月30日、高槻市の音楽サロン、歌笛堂さんのご協力を得てチャリティーコンサートを開きます。入場料は一律二千円になっております。要予約です。

♪♪♪ 11月27日、高槻市の生涯学習センターにてサロンコンサート出演。ブラームスのピアノトリオです。無料のコンサートです。

12月10日、トントレフ・ヒコにて、第42回現代音楽作品の夕べに出演させていただきます。16時開演です。

☆2012年☆

♪♪♪ 3月11日、鳥取市、わらべ館にてコンサートを開催いたします。詳細は決まり次第お知らせいたします。

☆2010年以前のコンサート☆

♪♪♪1月8日、心斎橋大丸8階セッティモアンジュにてライブ出演。←[無事終了しました]

♪♪♪ 1月17日、大和高田市さざんかホールにて女声コーラスアンダンテのコンサートに賛助出演します。[←無事終了しました]

♪♪♪ 3月19日、高槻稲穂塾コンサート。10時より[←無事終了しました]

♪♪♪ 3月28日、奈良市にある蔵カフェ、「ろくさろん」にてジョイントコンサート。[←無事終了しました]  

♪♪♪ 5月9日、奈良女子大佐保会館にて、ピアノコンサートのオープニングで演奏します。[←無事終了しました]

♪♪♪6月6日、天理市文化センターにて、ピアノ発表会に賛助出演します。←[無事終了しました]

♪♪♪ 6月27日、高槻市生涯学習センターにてサロンコンサートに出演。バロックヴァイオリンの無伴奏です。14時半より。無料です!←[無事終了しました]

♪♪♪8月29日、島本町ふれあいセンターケリヤホールにて、ピアノ発表会に賛助出演します。モーツアルトのソナタ等々。←[無事終了しました]

♪♪♪ 10月17日、高槻現代劇場にて高槻音楽家協会定期演奏会に出演させていただきます。ツィゴイネルワイゼンです。チケットご予約はメールにて受付中です。。←[無事終了しました]

♪♪♪12月4日、鳥取市の文化ホールにて、ピアノのジョイントコンサートに出させていただきます。←[無事終了しました
プロフィール
神戸山手女子高校音楽科を経て、大阪教育大学芸術専攻音楽コース、同大学大学院芸術文化専攻音楽表現コースで学ぶ。在学中、大学オーケストラと学内演奏会で共演する。

2007-2008年、ハンガリー国立リスト音楽院でV.サバディ氏のもとで研鑽を積む。2009年、氏と大阪で共演する。

2000年、スイス、シオンにてI.ギトリス氏の、2008年、ハンガリーショプロンにてS.スタンデイジ氏のマスタークラスを受講。 2012年、イタリア、コレベッキオでS.クイケン氏主催のオペラとシンフォニーのマスタークラスに参加し、レッスンを受けながら同地でのコンサートに出演した。

2008年、ブダペストでの春の音楽祭や、2011年、インドネシア、ジョグジャカルタでの室内楽フェスティバル等で演奏。インドネシアでは地元の大学生へのマスタークラスも開き、好評を博す。



第9回高槻音楽コンクール、一般の部第二位。 第12回大阪国際コンクール、アーリーミュージックの部第三位。

現在は、関西を中心にモダンヴァイオリンとバロックヴァイオリンを演奏し、後進の指導にもあたっている。

モダンヴァイオリンを稲垣琢磨氏、V.サバディ氏らに師事。バロックヴァイオリンを渡邊慶子氏、S.クイケン氏、宇田川貞夫氏らに師事。

Sanae Tokimoto violin

She started studying the violin at age of 3.

After she graduated from the Music course of Kobe-Yamate Girls' Senior High School, She studied at The Music and Fine Arts course of Osaka Kyoiku University, and she studied at same University graduate school.The course is Music and Fine Arts Studies.

She took Art's master degree.

1999 She played Bruch Violin concert with Osaka Kyoiku University Orchestra.

2002 She held her first recital at Tottori city.

2004 She won 2nd prize of Takatsuki Music Competition.

2007 She won a prize of Tokyo summit Competition.

2011 She won 2nd prize of Osaka International Music Competition by baroqe violin.

2007-2008 She furthered her mastery at the List Academy of Music at Budapest, Hungary.

She performed at Budapest, solo and ensemble player.

2008 She held Return concert at Nara city Japan.

2009 She played with Szabadi Vilmos at Joint concert at Osaka.

2010 She held Joint concert with Yu Murakami at Osaka.

She took many master course at Europe and Japan. For example,Ivry Gitlis at Swiss by modern violin,Simon Standage at Hungary by baroque violin, Keiko Watanabe at Japan by baroque violin. Now, she is active as violinist, baroque-violinist, and violin-teacher.
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